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医学部再受験で人生逆転?投資としてのコスパを考える

医学部再受験で人生逆転元手づくり
 

医学部再受験は今までの人生をリセットし、再スタートする事ができる数少ない方法です。

果たして医学部再受験で人生逆転はできるのでしょうか。

今回は医学部再受験を投資として捉えた場合、投資する価値はあるのかを考えていきます。

医学部再受験のリターン

医学部再受験で得られるリターンは、一般的なところで言うと

  • 高収入
  • 安定している
  • 社会的地位が高い

あたりです。

これはありがちですが、医師という仕事の魅力を網羅しています。

ではそれぞれの項目についてみていきましょう。

高収入

医師の平均年収は正確に出すことが難しいのですが、勤務医の場合はだいたい1,000万〜1,500万程度です。

再受験の場合、開業医になるメリットがあまりないので、勤務医前提で話をしていきます。

もちろん、これは今の所の話です。

これからどうなるかも、考えてみる必要があります。

これから日本の人口は減少していき、高齢者の人口も2040年には減少すると言われています。

一方医師の定員は日本の人口が増えていた時のままです。

厚生労働省の予測

実際に、厚生労働省の予測でも供給が需要を上回ることが予想されています。

市場原理で考えると、医師は余るので収入などの労働条件は悪化すると考えられます。

しかし、医療は完全な市場原理で動いているのではなく、国民皆保険制度のもとで動いています。

なので国が上手く采配を振れば、収入はある程度減る事になるかもしれませんが、市場原理に任せた場合よりは緩やかな現象になると思います。

問題は国が上手く采配を振るえるかですが、日本医師会は元医師会会長の武見先生のおかげで政治家と仲良しなので、そこまで悪いようにはならないでしょう。

また、医師の労働時間が長いという問題についても考える必要があります。

上図の通り、厚生労働省は医師の残業時間の規制を1,900〜2,000時間にする事を検討しています。

もはや規制なのか?とツッコミたくなりますが、こうしなければならない背景があるので仕方がありません。

見方を変えると、この残業時間はまだ医師を必要としている需要が多いという事です。

残業時間の偏りをなくす事は需要を新しくつくるのとほぼ同義なので、医師の供給過多を和らげられる可能性があります。

まとめると、将来医師の収入はある程度下がるかもしれませが、それでも一般的に高収入と呼ばれる位は貰える事ができると予想します。

800〜1,000万程度を予想しておけば大丈夫でしょう。

 

安定している

これから医師の収入は従来より下がるかもしれませんが、それでもある程度の収入で安定すると考えられます。

今の弁護士のように食うに困るという事はないでしょう。

医師は、仕事を「つくる」ことができるのも大きいです。

 

社会的地位が高い

社会的地位が高いを分かりやすく言い換えると、周りに一目おかれる存在になれるという事です。

アメリカや中国では医師は性悪説で考えられているのですが、日本は医師は性善説で考えられています。

なので日本で働く時、医師は基本的には尊敬されています。

人間は社会的な動物なので、社会的地位が高いことからくるリターンはお金では測れない部分があります。

実際に経済的自由を獲得した医師を何人か知っていますが、医師としての仕事を辞めた人は1人しかいません。その人は病気が原因です。

残業時間の規制案が1900〜2000時間という事は、実際にそれ以上働いている医師がいるということです。

超長時間働いている人は、お金しかやりがいがないならとっくに医師を辞めているでしょう。(そんなに残業していたら十分にお金は貯まります)

医師という仕事にはプライスレスなリターンがあります。

リターンのまとめ

医学部再受験のリターンをまとめると

年収は800〜1500万くらい貰えることが予想でき、

安定していて、

経済的自由を獲得していても働く気が起きる魅力がある、

ということです。

 

医学部再受験のコスト

では、そのリターンを得るためにかかるコストはなんでしょうか。

大きく分けると3つのコストがあります。

注)再受験の場合予備校に通う時間はあまりないと思うので、独学を想定します。

ただ、Z会などの通信教育は一考の価値があります。(僕は受験生時代Z会に入っていました)

 

医学部再受験の勉強時間

医学部再受験に必要な勉強時間は、大学受験の中で一番対策され尽くしている東大を目安に考えていきます。

東大(理lllを除く)合格に必要な勉強時間は4,500時間程度とされています。

東大は中堅の中で上らへんの医学部と同程度の偏差値です。

なので医学部に入るのに必要な勉強時間は、4,000時間〜5,000時間だと考えられます。

ここで注意するのは、この勉強時間の価値は将来医師として働いた場合の給料ベースで考えるのではなく、今現在の仕事の給料ベースで考えなければいけません。。

医師として働いた場合の時給は、リターンであってコストの計算には当てはめる事ができません。

 

ここでは平均的なサラリーマンを想定します。

年収400万で1日8時間労働の場合、時給は約2,000円です。

なのでこの方が再受験する場合、2,000×4,000=8,000,000で、800万円のコストがかかる事になります。

東大と同レベルの医学部の場合、コストはさらに上がって900万円になります。

しかし、受験勉強は普通に働くより楽だと思うので8掛けします。

なので、医学部再受験で合格するまで、最低640万円のコストがかかる計算になります。東大レベルの場合、720万円です。

 

医学部6年間の学費と生活コスト

私立を再受験する人はほぼいないと思うので、国立前提で話を進めます。

国立の場合学費は他の学部と変わらないので、1年で60万円、6年間で合計360万円です。

また家賃など含めて最低月10万円程は生活するのに必要だと思います。

なので、生活コストは1年で120万円、6年で720万円になります。

医学部の6年間の学費と生活コストを合わせて、360+720=1,080より、1,080万円必要です。

 

医学部6年間の時間

医学部の6年間は世間一般的に見れば学生としてみられますが、収入的には無職かそれ以下です。

医学部生活にお金がかかるのですから。

しかしこの6年間は、人によっては人生の夏休みとも捉える事が出来ます。

医学部は他の学部に比べて忙しいですが、社会人を経験されて再受験で医学部に入った方ならぬるく感じるでしょう。

仕事を辞めたくなる程 劣悪な環境とくらべたら、やはり学生生活は「夏休み」と感じるのではないでしょうか。

僕の場合は普通に高校卒業して入っただけですが、医学部はテスト前は忙しいですが基本暇です。(忙しくしようと思えばいくらでも忙しくなる)

医学部の6年間をコストとはかならずしも言えないので、ここではノーカウントとします。

 

コストのまとめ

最低限のレベルの国立医学部の場合、

640万円+1,080万円で、合計1,720万円のコストがかかると考える事が出来ます。

東大レベルの場合は、1,800万円です。

思ったより隠れたコストが高いですね。

 

医学部再受験のリスク

医学部再受験の最大のリスクはなんといっても不合格になる事です。

しかし見方を変えれば、不合格になっても来年受ければいいです。

再受験のの場合は現役生や浪人生と比べて、医学部に入る時期が遅れてもあまり影響ありません。

1,2年遅れたところで関係ないのです。

浪人すると定年前の年収が高い時期に働く分の収入を損すると言われていますが、医師の場合定年がないのであまり関係ないでしょう。

また、どんなに勉強しても合格できないという事態も考えられます。

圧倒的に才能がない場合です。

医学部に入るのに才能は必要ないのですが、ギリギリ発達障害などの基準にひっかからない方などは厳しいかもしれません。

自分に医学部に合格できる可能性があるかは、数学の教科書を自分で勉強してみて理解できるかで判断する事をおすすめします。

数学の教科書を理解できる頭があれば、個人差はあれど後は勉強時間を増やしていくだけです。

数学の教科書を試金石にする方法を用いれば、医学部再受験のリスクは限りなく0に近づける事ができます。

 

医学部再受験のコストとリターンを比較

 

コストは先ほど説明した通り、1,720万〜1,800万円ほどです。

リターンは年収800〜1,500万円+αです。

医学部を卒業して5年も経てば、大学病院など給料が安いところでは厳しいですが、市中病院などを選べば平均年収に到達します。

医師になるのにかかったコストは平均年収の場合、2,3年働けば回収できます。

利回り30%〜50%の投資だという訳です。

そしてリスクは、数学の教科書の試金石によりほぼゼロに抑える事ができます。

控えめにいって最強の投資ですね。

やはり人的資本への投資は確実性が高いですね。

リスク小、利回り30〜50%、+α(安定、社会的地位etc.)の特典付き。

ある程度大学受験を頑張った方であれば、さらに勉強時間を減らせるので投資効率はより高まります。

終わりに

医学部再受験は、投資としては今なおおすすめの投資です。

確かに昔に比べるとそれほど美味しくはないですが、それは昔が美味しすぎたからです。

結論として、医学部再受験は投資として考えるとコスパがとてもよく、十分人生逆転できる投資です。(もちろん不合格リスクもあります)