今回は短期トレードを実際になぜ経験したほうがいいのかを書いていきたいと思います。
短期トレードの種類はFXでも株でもオプションでも先物でも仮想通貨でもなんでもいいです、短期であれば大丈夫です。
この記事は短期トレードを批判しているわけではなく、中長期の投資をする方に参考にしていただくために書きました。
派手なFXなどの短期トレードの誘惑

短期トレードについてでなければ、大抵の投資の本には「ギャンブルをしないで堅実に投資することが一番である」と書いてあります。複利の力を使えるので実際にその通りです。
それを読んだほとんどの方は、なるほどそうなんだ、とインデックスファンドなりなんなりの堅実な投資を始めることでしょう。
その中には、自分ならうまくやれる、とFXなどの短期トレードに手を出す方もいます。そういう方は実際に短期トレードを経験するので問題ありません。
ここで問題なのは、前者の一度も短期トレードをしないで中長期の堅実な投資を行う方です。いずれ短期トレードで身を滅ぼすことになりかねません。
投資をやっていると短期トレードで成功している人の情報は否が応でも入ってきます。
例えば、1日で100万年稼いだ!とか元手100万円を1年で1億円にする秘訣などといった情報です。
中にはめちゃくちゃ稼げるわけではないけど、堅実な投資と比べると何倍もリターンが大きいという、巧妙なものもあります。短期トレードは初心者を誘導するインセンティブが働きやすく、いかに魅力的であるのかをあの手この手で伝えようとしてきます。
短期トレードはその性質上、儲かるという情報が入ってきやすいのです。
控えめな堅実な投資

一方、堅実な投資はそれとは正反対です。
堅実な投資においては投資を行う前は色々調べますが、投資を始めた後では投資対象の情報を追うくらいしかやることがありません。
従って、堅実な投資の重要性を説く情報は投資を始める前にしかほぼ入ってきません。
例え堅実な投資のメリットが書いてある情報を見つけたとしても、堅実な投資は内容が似通っているので特に注意を払わないでしょう。
つまり、堅実な投資というのは内容が地味で、実質情報が入ってきにくいといえます。
人間は忘れる生き物です。
いずれ、最初心から納得した堅実な投資の素晴らしさも、短期トレードの情報の波にもみ消されてしまい、霞んでしまうときがくるでしょう。
テクニカル分析の難しそうなグラフなで華やかのものに憧れて、退屈で地味な堅実な投資をやめたくなるのは自然な心理です。
なのでそういった人間の心理のメタ認知をあらかじめした上で行動することが大事です。
誘惑に負けて身を滅ぼす前に、先にそうならないために手を打っておきましょう。
誘惑に先回りして先に失敗する
誘惑される可能性があるなら、先にその誘惑を実際に受けてみればいいです。
そしたら、短期トレードを褒め称える記事に出会っても、実際に自分で短期トレードの現実を経験しているので誘惑に負けることはないでしょう。
ここで重要なのは、とことん短期トレードをやることです。
中途半端にやっただけでは後に短期トレードの誘惑記事を見つけた時、自分が知らなかった必勝法があるのではないかと思ってしまっては意味がありません。
また資本金についてですが、何も大きな額でやる必要はありません、無くなってもいいくらいの額でとことんやりましょう。
短期トレードを自分でとことん研究して、頭だけではなく骨肉にも染み込ませるのです。
短期トレードの種類は、FXがおすすめです。
まずは王道をせめましょう。
DMM FXは初心者向け