バリュー投資で平穏に

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欲望VS医学部の安定

医学部には志を持って入学してこなかった人も混じっています。

僕も含めそういった、とりあえず医学部に入った系の人たちは、入学してから将来をどうしたらいいか悩むことになります。

幸い、医学部は6年間あるので悩む時間は十分にあります。

よっぽど本人の要領が悪かったり、進級が激難な医学部だったりしなければ、6年間は本人が好きなことに熱中できます。

しかし、ここで本記事のテーマでもある問題が起きます。

 

適当に生きててもなんとかなる

それは、「特に頑張ることがない問題」

医学部に入れればいっかというマインドを持った学生は、医学部入学後は適当に生きててもなんとかなります。

医師免許さえとれば、年収1000万くらいは貰えるので食べるのに困りません。

これからの医療費不足を考えても、並みの公務員程度の給料は貰えるでしょう。

医学部に入ったのは自分の生活の為です。

ある程度これからの将来が保証された状態では、何を頑張る必要があるでしょうか?

医療費は足りない中医師数が増えており、所得税の累進課税は勤め人には厳しいのが現状です。

斜陽産業(需要は伸びているのに将来性はないパラドックス)で得られるリターンは少ないですし、競争力を持たないでいるリスクも少ないです。

つまり、医学部に入りさえすれば、後は適当に生きててもなんとかなってしまいます。

 

医学部はコスパを考える人が多い

医学部に入った人はコスパを考える人が多いです。

何故ですかって?

高校生の時点で医学部に入るという選択肢を選ぶという事は、大学名=ブランドより、中身を選んだということです。

医学部に入る実力があれば東大や京大、少なくとも阪大には入れます。

医学部を目指すと大抵は大学名がしょぼくなります。

しかし、コスパは良い。

医学部という選択自体がコスパを優先した結果であり、その後の生き方もコスパを考えるのは自然な流れです。

 

いかに労力をかけずリターンを得るか

コスパを考えると正しい戦略はひとつ、いかに労力をかけずに報酬を得るかです。

テスト勉強は追試で受かればいい、国家試験は落ちなければいい、研修先は楽なところを選ぶ。

これが正しい戦略です。

本流から外れれば外れるほど給料が高くなる傾向も相まって、「労力をかけない」を徹底すればするほどコスパは高まります。

フリーライダーのような生き方が一番コスパが良いという、歪んだ状況です。

この制度としての欠陥は、将来大きな問題を生むでしょう。

アリとキリギリスでいうと、キリギリスの方が得をするという状況です。

インセンティブの設計が狂っているので、正しい戦略も狂っているのです。

 

頑張るには欲望が必要

頑張らないのがコスパがいい医学部入学後の世界で頑張るには「欲望」が必要です。

人から感謝されたい、認められたい、金が欲しい、理由はなんであれ欲望が必要です。

何を選ぶかは人それぞれですが、たいていの人はお金を選ぶでしょう。

もちろん建前は違うのでしょうが。

しかしお金と言っても、生活に困らない程度は稼げます。

となると目標にするのは、もっとお金を稼ぐことです。

というわけで、ここまでは僕の決意表明をするための長ったらしい前置きです。

このまま適当に生きててもつまらないので、お金をたくさん稼ぐことを目標にします。

また、自分を自ら不快な環境に置くのも効果的だと思うので、東京に住むのもありだと思っています。

東京では医者の収入は高いというよりは普通でしょう。

もっと優秀な人は履いて捨てるほどいますし、医者の給料は東京だとほかの地方に比べて低めなので、快適な環境ではありません。

あえて地方での豊かな暮らしをせずに、ハングリーになる為に東京に住むという訳です。